2006-01-01から1年間の記事一覧

やっと裁判らしくなった

やっとと言いたくなるくらい、うちの裁判は第一回目から『和解』前提の裁判になっていた。当然、私達原告側は和解を前提になんてしていないし、したくなかったのだけど、被告側が嘘は平気で言うわ、過失は適当に認めるわ、でもって、おたくら(私達原告)が…

贅沢なお産て?

『贅沢なお産』てなんだろう。今度、どこぞのテレビ局にて放映されるドラマのタイトル。どうやら、自宅出産をした某漫画家さんの同タイトル本をドラマ化したようなんだけど、琴子が生きていたら、今度は自宅出産を目指していたかもしれないけど、今の私にと…

近況報告

ごめんなさい、書こう書こうとおもっていたのだけど、旦那が仕事で遠方まで出掛け、そしてリンズが発熱、私の実家から母が手伝いにきてくれたりと、もともとの予定で忙しかった分と、突発的に忙しくなったことがあり、今日もあんまりたいした報告は出来ませ…

言い訳だけど…

忙しいなんて言い訳なだけかもしれないけど、今日まで、そして今日からしばらく、今年は旦那の仕事が忙しくって、なかなかブログに書き綴れない…ごめんなさい。もう少ししたら、この前の続きも書きます。琴子のお墓参りも、結局6月になってしまいます。ごめ…

第八回口頭弁論

16日、裁判所へ。前回より、裁判官が代わり、私は前回は行けなかったので、初めてお顔を拝見。以前の裁判官とは違い、きちんと意見を言ってくれる方だったので、とても嬉しい。以前までの裁判官はとにかく和解で終らせよう、早くしよう!がみえみえだったの…

会いに行くよ

琴子のお墓は群馬県にある。東村というところで、栃木からだと日光→足尾の山道を使うのが便利で、自宅から3時間程。日帰りで毎回行くのだが、冬は路面凍結、琴子のところへは行けない。毎年、春は旦那の仕事が忙しいので、そうなると、11月から5月の間は行く…

まさか死ぬなんて…

前にも話した『浮浪雲』から今日もまた。主人公の息子の親友が伝染病になり、もう長くはないという。その親友が死期を悟ったのか、自分(主人公の息子)を呼んでいると聞き、枕元へ…すると、その親友が最後の力を振り絞るかのように、「僕、もっと生きたかっ…

元ちとせ『青のレクイエム』

元ちとせを特別好んで聴いたことはない。彼女を特別意識しだしたのは、彼女が流産(といっているけど、本当は誕生死が正しいとおもう)したということを聞いてから。その後、彼女は女児を授かっている。今は育児もしているのだろう。そんな彼女が歌手活動を…

浮浪雲(はぐれぐも)

『浮浪雲』…ジョージ秋山氏の漫画。町の図書館で貸し出していたので、何気なく読み始めた。2度、続いて死産となったという話。主人公の息子の親友が、幼くして不治の病で亡くなったという話。子供を亡くした両親が、主人公の息子に亡児を想い、愛しく想うが…

時々…

時々、涙が突然流れてきます。琴子のことを想っているとき、想っていないとき…想っているときに流れる涙には最初から理由があるけど、琴子を特別思い出していないときに流れてくるときには、後から琴子を思い出して、『あぁ、私は子供を失ったのだ』と、何遍…

昨日に続いて…『きちんと育ててよ!』

昨日の『きちんと育ててよ!』にくださったコメントの書き込みを読み、コメントへの返信も兼ねて、そのまま今日も。頂いたコメント内「お母さんかお父さんはどこ?」と聞き始めるところからして、なるほど!これはとても参考になりました。あのふんぞり返っ…

きちんと育ててよ!

今日、リンズと出掛けた先の子供広場でのこと。小学生以下の子供限定。夕方5時で、そんなに混んでもいないんだけど、リンズを入れて5名の幼児が遊んでいた。そのうちの3人(男児2名、女児1名)が異常なはしゃぎっぷりで、ときどき他の子にぶつかったりしてい…

琴子との思い出の地、山形へ

琴子がお腹にいたとき、旦那の仕事で山形へ行った。楽しかったなぁ。手紙好きの私は、遠方に行くと必ず、自宅の自分達宛てに絵葉書を出しておく。帰宅したときの、ちょっとした楽しみなんだけど、このときにも当然出していて、その内容がお腹の中の琴子のこ…

新生児死

今日、私が信頼している方に会ってきた。その方の知人さんの従姉妹さんのお子さんが、生後40日で亡くなってしまったそうだ。その話を聞いて、寂しくてたまらなくなった。心も言葉も詰まる。天使ちゃんは天国に無事に着いたかな…ママがいないよって、泣いてい…

まだまだ、ずっとずっと…

どんなに元気になっても、悲しいものは悲しい。どんなに月日がたっても、琴子への想いは小さくならない。リンズが元気でいてくれて、とっても嬉しい。リンズが笑ってくれて、とっても嬉しい。でも、その心の裏では、元気に泣くことのなかった琴子への悲しさ…

話し合い

前回の裁判に出席できなかった私のためっていうだけではなく、前々回に私達原告側が出した和解案に対して被告側が出してきた答えにより、和解をするかどうかを決めるときが迫ってきているということで、今度の25日に弁護士さんに会ってきます。今週は旦那が…

小さな手にひかれて…

2週間の実家での日々がやっと終りました。実母は相変わらず身体を労わらず、休むことを嫌っていましたが、私が家事を手伝えたこと、自分自身が一番満足しています。実家から栃木の自宅に戻る際、栃木にきてからお世話になった恩師のご子息の結婚式が都内で…

第七回口頭弁論

まだ実家にいる私は出席できず、旦那にだけ出席してもらった。旦那から電話で報告してもらった。まず、いきなり裁判官が代わったそうだ。「代わらないようですよ」と、前回の裁判のときには弁護士さんと話していたのだけど、弁護士さんも急に知らせがあった…

久しぶり

実家で母の代わりに家事をこなしております。リンズと二人きりでの帰省。旦那は元気なのかしら…私は腰痛がひどくなるばかりで、見兼ねて両親が評判の良い整体の先生を紹介してくれた。整体の先生と腰痛の原因について話していて、私が「最初の子のお産の後、…

琴子の写真

琴子の写真。亡くなった直後の、まだ柔らかい、まるで生きているかのような琴子の写真。ずっと大事にしている。携帯用にパウチしたりして、車にも一緒に乗ったりして。リンズの写真は増える。でも、琴子の写真は増えることがない。もう姿がないから、どうし…

母の病

私くらいの年になると、両親の病気を心配することの方が多くなる。両親が健在というだけでも感謝するべきなのだけど、元気でいる日常が麻痺させて、元気でいることを当たり前に感じさせていた。私の母が病に倒れた。といっても、命に別状はなく、きちんと治…

江原さんと三輪さん

ここしばらく、ブログが全くできなくて、やっと今日になって少しだけ。そんなわけで、軽〜い気持ちで…江原さんと三輪さんの「オーラの泉」をビデオに撮り、昨日の深夜、仕事をしながら見ることが出来た。それでもまだ全部は見られなかったので…江原さんに会…

生きていれば…

今日はリンズのお付き合いで、子供のたくさん集まる場所に行った。2歳から3歳くらいの女の子がリンズに近寄ってくる度に、琴子を想う。あぁ、琴子が生きていたら、こうやって遊んでいたんだろうなって、いちいち想う。 生きていれば…

お久しぶりです

地獄のように忙しい1週間でした。パソコンに触れることすら出来ず、ここしばらくはテレビもご無沙汰でして、ちょっとした浦島太郎です。旦那の仕事のお手伝いをしていました。今日、やっと落ち着きました。ので、久々にメールのチェックもしました。ブログも…

第六回口頭弁論

今日、第六回口頭弁論がおこなわれた。旦那が仕事でどうしても行けないので、私とリンズだけで行ってきた。裁判の進行状況なのだけど、被告側がお手上げ状態であることを認めているようなもので、裁判官に和解を勧められている。被告側が出してきた和解案も…

選択

ここしばらくの間、ずっとずっと、旦那と2人、ことあるごとに過去に提出された書類に目を通し、自分達の感じることを書き出し、話し合ってきた。裁判がどういうものなのか、どういう場なのか、何を求めるものなのか…去年、民亊裁判を決心したときよりも、違…

腕の中の…

私の生まれ育った町には、いつもぬいぐるみを抱いているおばあさんがいる。私の親よりも一つ上の世代で、まだまだ元気に町を歩いて過ごしているのだけど、いつもぬいぐるみを抱いている。もうぬいぐるみはボロボロ。それでも大事に抱いていて、おばあさんと…

どこで産むかということは…

ちょっと過激な表現かもしれないけど、どこで産むかは、どこで死ぬかを選択していることと、同じなのかもしれない。誰が…自分(母親)と、子供が。最近、「助産院を否定している」と、そうおもっているばかりの人が大勢いるのだろうなぁと、今更に感じること…

子供を失った私達 夫婦の関係

私が感じるままに綴りますから、「うちは違ったよ」というご意見もあると承知していることを、先にお伝えしておきます。琴子が死んでしまってから、一時は夫婦の関係は最悪になっていた。今となっては、その日々も含めて、二人で乗り越えてきたと言えるのか…

どうおもいます?

某人が言う。『産む側も勉強不足』−どうおもいます?前置きも何もかもを抜いて、ただこの一言、どうおもいます?ここからは私の感想。産む側が勉強するべきことを、より具体的に明確にして欲しい。勿論、私は自分の経験から、「もっと真実を知っていたかった…