2011-01-01から1年間の記事一覧

被災地の医師の一言

先日、震災による被害が酷い地域にいらっしゃる産科医の方と電話で話していたら、 「今回の震災で痛感したのは産科医の不足」ー ズシンときました。 とにかく産科医が足りない、外科医も足りないと言っていました。

更なる近況報告

お言葉くださる皆様、有難うございます。 被災時の乳児の育児について、ふぃっしゅさんとメールで話したりしていて、記事にしたいと言いながらなかなか出来ません。その他にも書きたいことはあるのですが、今は復旧作業を優先していて時間がないのが現状です…

近況報告

先日は心温まるコメントを頂き、嬉しくおもっております。有難うございます。 また、被災時の母乳に関してのご意見も、後になりますが、加わらせて頂きたいとおもっております。震災で家が住めない状態となった私たちは、一度は義実家に避難していたのですが…

私は大丈夫です

東北関東大震災で被災された皆様、お見舞い申し上げます。 私も栃木県におりまして、被災しました。家は半壊で住めなくなり、今は義実家の世話になっています。最初の晩は避難所に世話になりました。義実家が遠かったりしたら、今でも避難所にいないといけな…

「助産師の会陰縫合術」について、厚労省に聞きました

もう先月になってしまうんですね、早い… 2月28日に厚労省に電話して「助産師が会陰縫合をすることについて、平成二十二年厚生労働科学研究費補助金事業において、試行と検証を実施しているそうですが、詳細はなんですか? 研究要旨を教えてください」と質問…

助産師の新たなる野望?>スメア採取

先日、某氏からこのような情報が届きました>先日、助産師学会のワークショップで、子宮頚がん予防と助産師の役割という内容で、膣スメア採取の演習があったらしい これはまた新たなる業務拡大、野望を抱いているようにみえます。 一般社団法人 日本助産学会…

「命を落とす母親たち」

NI JAPAN(ニュー・インターナショナリスト・ジャパン)から発刊されている『Mothers who die 命を落とす母親たち−開発途上国のお産の現実』(No.108/2009年3月号)を取り寄せて読みました。 ここには“病院での出産、治療がもっと身近にあれば”という話、想…

ヒアアフター

今日はお昼過ぎまで用事があって出掛けていて、映画の日なのでそのまま映画を観に行きました。朝から何にしようか悩んでいたのですが、公開時から大変興味わいていた「ヒアアフター」に決めました。しかし、予告のときから映画館に来たことを後悔することに…

傷ついている子がいるのではないだろうか

2月25日に毎日jpにこんなんあるよと教えてもらい、拝見しました>発信箱:誕生学のすすめ=本橋由紀(夕刊編集部) この記事を既にご覧になられている方が殆どとおもいます。これが夕刊だったからでしょう、翌朝にIさんから教えてもらい、すぐに拝見しました…

なんでそんなに医師がお産に介入するのがいやなのか?

先日の当ブログ産屋、そして村へ?にくださったsuzanさんのご意見に、私も同感することが多くありました。また、ふぃっしゅさんの院内助産院という言葉への疑問も、これからもっと議論されるべき問題を指摘されているとおもい、今日は(も?)お二人のご意見…

「助産院は安全?」 ブログ開設から今日までを振り返って

このブログを楽天で始めてから、もう1994日になるそうです(開設日:2005/09/06)。私がブログを立ち上げた当時は、「助産院で産むことを美化せず、そして助産院だからと否定せず、助産院について考えていきます」という自己紹介の文章にある通り、助産院や…

助産院からの搬送の事例から、その助産師の大事なものが伝わってくる

先日の当ブログ“自然帝王切開”?!のコメント欄からです。 ※今回、分娩進行時の用語に対して、私たち一般人がわからないとおもえるものには解説されているURLをリンクで張りました。全て私、琴子の母が勝手に調べてみつけたものですので、もしも間違い等ありま…

産屋、そして村へ?

NATROMさんのブログ>吉村医院をモデルとする助産院と信友浩一先生のコラボ - NATROMの日記 この方達が憧れる吉村医院の吉村医師は、子供の死を自然のもので仕方がないことだ等と言っている。だったら何故搬送という手段を残すのですかね。実際に“魅了された…

福島県大野病院事件で産科医が逮捕された日

「あなたに何か関係あるの?」そうおもわれる方もいらっしゃるとおもいます。でも、私にとって「福島県大野病院事件で産科医が逮捕された」というのは、全く無関係ではないのです。大野病院事件での医師逮捕から丸5年…>うろうろドクターさん逮捕されたとい…

妊娠、出産に検定が必要なのか?

問題はタイトルだけではありません。 ツイッターで知りまして、それからは悲しいやら悔しいやら… Peaceful Birth 〜幸せに親になる出産・育児スクール ご案内〜>妊娠出産の基礎知識検定(仮称)、始めます! 雪が美しい、バレンタインデーでしたね!寒い中…

「うさぎの助産院」

TENさんから教えていただき、雑誌のYOU(2011年 No.5)を購入し、“ハートフル読み切り”として紹介されていた「うさぎの助産院」という、マンガ家のくりた陸氏のものを読みました。監修は助産師の土屋麻由美氏(麻の実助産所)とあります。まずTENさんのご…

『踊る産科女医』

LUPOさん原案・監修の『踊る産科女医』を読みました。マンガ家の吉川景都氏が助手となって、性教育として、妊娠・出産に必要な情報をコミカルにしつつ、しっかりと教えてくださる内容でした。 出産には危険が伴います!! 下から産みたい!? 帝王切開について な…

Ai(死亡時画像診断)

当ブログへコメントくださるかとうさんから、これから出産をされる方へのご意見です。かとうさん、ありがとうございます。 かとうです。 最悪の事態が起きた直後の直後の話ですので、聞くのも嫌な方もいらっしゃると思いますが、やはり大事な事なので書かせ…

シリーズ;開業助産師のリスクの説明 No.1

以前から助産院や自宅出産での助産師からのリスクの説明はどうなっているのか、という問題ですが、シリーズとして頂いている内容を皆さんにご紹介していきたいとおもいます。今回は助産所で出産されたfraqさんのお話をご紹介します。fraqさん、ご協力くださ…

“自然帝王切開”?!

大葉ナナコのバースコーディネーター 日記ベビーマッサージを拝読。すると、ちょっと気になる言葉が… バースストーリーは本当に10人10色で、単に安産・難産にわけられない、深い物語があるものです。どうしても帝王切開が必要な誕生は自然帝王切開だと、元気…

出生前診断>「生む」「生まない」の選択肢を親は持っているのか?

先日の当ブログ【妊婦のエコー「出生前診断になり得る」 学会が見解案】にくださったコメント、とっても貴重なご意見で、産む前にしっかりと考えておく、学んでおくべきことだとおもいましたので、今回も皆さんのご意見をお借りして、記事にしたいとおもいま…

VBAC/アメリカと日本の違い

先日の当ブログ>VBAC/米国の状況に僻地の産科医さんがくださったご意見です、僻地の産科医さん、有難うございます。 たしかにアメリカで基準が緩和されました。 これは産科婦人科学会でも話題になりました。ただ、アメリカの医師は交代制です。すぐにいつで…

ロシアンルーレット、その銃口は誰に?

助産院や自宅出産を選択して母子共に無事だった方は、「覚悟していました」って語るのはよくあることです。私も琴子が生きていたら、そういうことを言っていたのだろうなぁと、自分に嫌悪感を抱きつつ、子供の死を知らない方を幸福な方だと感じるようにも努…

【妊婦のエコー「出生前診断になり得る」 学会が見解案】

気になるニュース。 【妊婦のエコー「出生前診断になり得る」 学会が見解案】/asahi.com(朝日新聞社) ツイッターで医師の方達がお話してくださることからも、また沢山の情報や問題を教えていただきました。ツイッターとの関連て難しくて、ここで個人名(HN…

VBAC/米国の状況

昨年になりますが、当ブログ>最悪なる「親の自由」 ※12/21修正ありがきっかけで、ドクターサイコさんが「2010年アメリカ産婦人ガイドラインの日本語要約」として、メディカルトリビューン出典の情報をくださいました。有難うございます。 米国産科婦人科学…

自宅出産は死亡率3倍

今日の産経新聞 【産科医解体新書】(121)「自宅出産は死亡率3倍」 論文の警告に耳傾けて(2ページ)すみません、体調崩してて、今日はここまでです。

反医療を潜ませているらしい日赤のお話の続き

2011年1月12日の当ブログ「日赤医療センター集中治療科で起こった残念な話。」でもご紹介させて頂いた世田谷区で開業するかもしれない小児科医のブログ主さん(すみません、当ブログでは敬称を“さん”で統一させて頂いています、失礼とおもわれることあるかも…

反医療を潜ませる

昨日の「日赤医療センター集中治療科で起こった残念な話。」の続きです。私がおもうことです。日赤で助産師がとあって、遂に医師も…となったわけですが、私が何を問題におもっているかというと、ホメオパシーは、特にこの方達が支持しているホメオパシーは、…

「日赤医療センター集中治療科で起こった残念な話。」

【拡散希望】 【ホメオパシー】日赤医療センター集中治療科で起こった残念な話。 つい最近、開業をされる決意表明をブログタイトルでされたということも少し宣伝させて頂きつつ…これは本当に、一体どうなるのでしょうかね。どうなっているのでしょうか。 以…

「自然なお産を考え、女性に優しい会陰縫合術を学ぶ」?

ツイッターでうさぎ林檎さんから伺い、知りました。 うさぎ林檎さん、有難うございます。(社)日本助産師会で案内されています>緊急時の助産スキルアップセミナー 公益社団法人日本助産師会 研修会セミナー一覧「自然なお産を考え、女性に優しい会陰縫合術…